バックヤードにて検品・分類が終わった出版物はようやく書店の店頭に並びます。
基本的にはジャンルごとに担当者を設けている書店が多く、ジャンルの担当者が棚作りを行うのが一般的です。
棚の担当者は限られたスペース上で、日々送られてくる新刊商品と、既存の展開商品の陳列方法を模索します。
例えば・・・
1. 長期間動きのない(売れていない)商品は陳列場所を変更または返品する。
2. 新刊商品や話題の商品・売れ筋商品を目立つ位置に配置したり、POPなど、販促物を使用する。
のような方法です。
効果的な商品の陳列を行う事で、書店は販売機会の増大を狙います。この陳列方法に関しては、書店員の腕の見せ所でしょう。
また、陳列時に売れ筋商品が欠本(在庫がない事です)していたり、在庫数が少ないときなどは注文を行います。
どの本が今後売れるのか、これを見極める事も書店での重要な仕事になります。
逆に動きの目立たない商品に関しては、返品作業を行います。(出版物は返品ができるのです)
店頭の棚状況を常に新鮮に保つ為に書店ではこのような作業を毎日繰り返しているのです。
これに合わせて、レジ打ちやお客様対応などの業務も発生します。
考えるだけでも大変ですよね。消費者側から見える業務以外にも書店ではたくさんの仕事があるのです。
さて、先程棚の陳列の話をさせていただきましたが、これに関しては、書店員のみではなく、出版社の営業員や、
取次の営業員が関わる事もあります。