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出版業界の基礎知識 出版業界の基礎知識

デザイン・入稿

デザイン・入稿

入稿とは、一般的に完成データを印刷する為に印刷会社に引き渡す作業のことをしますが、近年、DTP(デスクトップパブリッシング)が発達したので、編集者がDTPオペレーターに原稿を引き渡すことを入稿という場合も多くなっています。

☆原稿整理~入稿の流れ

原稿整理 → DTP → 下版(ゲラ) → 校正 → 修正 → 責了 → 印刷会社へ入稿

DTPとはデスクトップパブリッシングの略で、PCのソフトを使用して印刷できる直前の状態までデータを作成する作業の事です。
DTPで使用する主なソフトですが、Illustrator・Photoshop・InDesign・Quarkなどです。
基本的にはMacで作業を行う会社が多いのですが、職場によってはWin仕様のところもあります。

これらのソフトを使用して、編集者から指定された通り、テキストの流し込みや文字の大きさ、色、字体の調整、画像の処理等のレイアウト作業を行います。
作業が終了すると、下版(ゲラ)として紙に印刷されます。

DTPに関しては、編集者がそのまま自分で担当するケース、社内にいるDTP担当者が行うケース、DTPプロダクションに外注するケースなど様々です。

その下版を見て、編集者は指定通りにページが作られたかを確認する校正の作業に入ります。

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