出版業界は他の業界と比べ、特殊な流通形態を持っています。
基本的な流れは、
メーカー(出版社)→ 問屋(取次)→ 小売(書店・コンビニ)→ 消費者
のように、業界三者を通じて消費者の手に入る形を取っており、他業界と構造は同じです。
ただ特殊なのは、出版物は基本的に委託販売制だということです。つまり、書店は送品されてきた出版物を出版社に返品する事が可能なのです。
また、出版物は1日あたり約200点の新刊が発行されています。書店のほうで、毎日毎日新刊をチェックし、
どれを何部仕入れるかなど考える余裕がないほど新しい商品が世に流通されています。
そこで、出版社は商品を取次に仕入れてもらい、取次を通して、全国の書店へ出版物を流通させています。
これを配本(はいほん)と呼びます。
出版社は新刊が出る時には各取次へ仕入れの交渉を行います。
これを取次営業だとか、部数交渉だとか、部決だとかいいます。