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就職・転職Q&A詳細 就職・転職Q&A -詳細-

就職活動について

投稿者:ベル

はじめまして。

私は、元々ほかの業界を希望していたのですが、10月から企業セミナーに足を運ぶようになってから、だんだんと自分の考えが変わっていきました。そして、出版社の企業ごとセミナーに参加したところ、大変興味を持ち始めました。編集の仕事も販売の仕事もとても魅力的でした。

しかし、大学のキャリアセンターに相談をしに行ったところ、出版業界は厳しく、はじめから出版社希望の方が多いので、今からではなかなか新卒採用は難しいのではないかと言われました。

私はそれでも、10000分の1の確率であったとしても、挑戦しなければ後悔してしまうと思いましたので、もちろんエントリーをするつもりです。

実際のところ、今から出版業界を目指すことは難しいのかどうか教えていただけたら幸いです。また、もし間に合うのであれば、今からやるべきことを教えていただけたら嬉しいです。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

Re:就職活動について

ベルさん

ご質問ありがとうございます。

出版業界への就職活動は、人気に対して実際の採用数という観点からすると、確かに厳しいものとなるでしょう。倍率で言うと数百倍、時には一千倍に達することも珍しくありません。
ただしそれは、取り組み始めた時期に関わらず、出版業界を受ける学生全てが平等に向き合うことになる「厳しさ」です。そういった意味でベルさんと他の出版志望の学生に大きな差はないと言えます。

むしろ重要なのは、「いつから始めるか」ではなく、「いつまで続けられるか」です。夢や憧れで始めることは誰にでもできますが、厳しい現実に挑み続けるには熱意と覚悟が必要です。

具体的には来年1月下旬~2月上旬頃に大手出版社のエントリーシート提出締切があります。一般的にはそこでの書類通過が目下の目標となり、また出版業界への就職活動のスタートとなります。余談ですが、出版業界では新卒募集を出す企業が限られているので、エントリーや書類提出のスケジュールはしっかり事前に把握しておいた方がよいでしょう。

エントリーシートの目的を簡単に言うと「見ず知らずの人に自分のことを分かりやすく魅力的に伝える」ということです。具体的な情報が書かれているか、正しい字を丁寧に書いているか、読んでいる人を楽しませる工夫がされているか。これは出版という仕事自体に必要な能力が問われているとも言えるでしょう。

また他業界を志望していたベルさんが、なぜ出版業界に魅力を感じたのか。それが説得力のあるものであれば、大きなPRのポイントとなる可能性があります。自分の経験や考え方を限られた文字数で文章にしていく練習はエントリーシート対策に有効です。「志望動機」、「学生時代に取り組んだこと」、「今まで一番嬉しかったこと」など、テーマは何でも構いません。

いずれにせよ出版業界を本気で志望するのであれば、「間に合うか間に合わないか」と考えている時間を「間に合わせる!」という気持ちに変えて、あと2ヶ月弱を最大限有効に使って下さい。

ベルさんの就職活動が有意義なものとなることを願っております。






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