はじめまして。今回初めて質問をさせて頂きます。
現在大学3年生です。これから就職活動を始めるにあたって出版業界も興味のある業界の1つです。出版業界の魅力ややりがいって具体的にはどんなものがあるのでしょうか。
また、なんとなく派手な印象があるのですが、実際はどうですか?
よろしくお願いいたします。
ご質問有難うございます。
一言でいうと「発見!」ではないでしょうか?
出版社は様々なニーズの発見が「本」という形になりますし、書店はお客様が探しているものを発見し、お客様に提案していくことが出来ます。
「本屋大賞」って知っていますか?
従来の文学賞は、選考委員に作家の先生がいて受賞作を決めるというスタイルですが、本屋大賞は、全国の書店員さんが自分たちで売りたい本を発見し、受賞作を決めるという新しい文学賞です。
売れることが一番明確な結果ですが、そのためにニーズを発見して、メッセージを送り続けること。この発見こそが魅力ややりがいだと思います。
業界イメージについてですが、出版業界は決して派手ではありません。市場規模などを考えると、どちらかというと地味かも知れません…。
新しい発見の場があまりに地味だと難しい宝探しになってしまうかもしれません。だからこそ、お客様に楽しんでもらえるように地道な仕事をしながらも本や書店として華やかに演出する。この演出方法を模索することも魅力ややりがいのひとつですね。