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業界研究#出版

出版業界の主な職種

【企画・編集】

出版物の企画から校了までの全工程のまとめ役。出版物を計画通り発行するためのヒト・モノ・カネの調整や管理、スケジュール・進捗管理や

各種作業全般を指す。

 

【校正】

編集の一工程。印刷物の文字や色のミスがないかを確認し、必要に応じて訂正する作業。校正のみを専任で担当するケースも多い。

 

【DTP】

編集の一工程で、Desk Top Publishingの略。Illustrator(イラストレーター)、Photoshop(フォトショップ)、InDesign(インデザイン)といった

専用ソフトを用い、PC上で誌面のレイアウトや文字・図版の加工を行う。社内に専任担当者がいたり、外部のDTP会社に依頼する編集部が多い。

 

【制作】

出版物の物理的な製造過程を担うのが「制作」。紙の手配や印刷会社との交渉、原価計算、モノとしての出版物の品質管理を担当する。

 

【営業】

「書店営業」「取次営業」「広告営業」に分けられる。書店営業及び取次営業は、自社の商品の販売促進を担当する。広告営業は主に雑誌の広告

ページのクライアントの獲得・交渉・調整を担当する。

 

【経理】

業界・業種に関係なく、必ず存在する職種だが、出版業界はその特殊な商慣習のため、「出版経理」といわれる専門的な知識・経験を重視する

ケースが多い。

 

【事務】

こちらも、業界・業種に関係なく、必ず存在する職種だが、営業部門の事務においては、出版業界独特の流通機構や商慣習についての知識を

持っていると有利。

 

【商品管理】

出版社の商品倉庫における商品の入出庫、在庫管理などを指す。本は重く、破れたり汚れたりしやすいため、体力と注意力が必要。

 

【書店員】

レジでの接客の他、入荷商品の検品・陳列、返品商品の抜き取り・梱包、売上管理、追加注文、POP作成、店頭企画立案など、バックヤード

での業務も多い。