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ゼロから始める出版業界転職日記③ 求人への応募(前編)
キャリアアドバイザーが求人を選別してくれる。
履歴書と職務経歴書を書き終えた私は、さっそく求人への選考応募をスタートしました。
と言っても、私が登録した転職エージェントサービスでは、担当エージェントに希望条件や業界、職種を伝えるだけで、毎週、条件に合った求人を選別して送ってくれるというサービスが付いていたので、主にそこから選んでいました。
最初は自分でも、会社の休み時間や電車での移動時間、休日などを利用して求人情報を探し、応募をしていましたが、自分で探すとどうしても、大手企業や有名企業ばかりに目が行ってしまい、“自分の経歴では書類選考の通過すら到底難しいであろう”という企業しか見つけることができなかったため、次第に担当エージェントが選んでくれた求人の中から応募するようになっていきました。
担当エージェントが選んでくれる求人に応募するようにはなったものの、応募ボタンを押すのには慎重になっていました。
理由は2つです。
・未経験で異業種に転職するには、20代が最後と言われており、ちょうど転職を決意したのが29歳の年であったため、どうせなら新卒時代に憧れていた業界に挑戦したかったから。
・自分の仕事に対する軸や希望条件を合わせてみると、どこかで妥協しなければならない点がある企業が多く、“あまり妥協はしたくない”という気持ちと“軽い気持ちで応募するのはダメなのではないか?”というためらいがあり、
担当エージェントから毎週約15件~20件ほど求人情報が届いていましたが、実際に応募するのは2~3件ほどに留まっていました。
「気になった企業はどんどん応募しましょう!」
そんな状況が続いている中で担当エージェントの方に言われたのが上記の言葉です。
“書類選考の通過率は一般的に30%と言われています。10社応募しても通過するのは3社ほどしか受かりませんし、面接については面接後に考えることもできますので、少しでも気になる企業があるのであれば、まずは応募ボタンを押してみてください”
実際、応募に慎重になって書類選考すらまだ通らないという状況でしたので、担当エージェントの言うように、応募ボタンを押すハードルを下げてみることにしました。
(前編はここまでとなります。後編は11/10(月)更新予定です。)