お役立ち情報
ワーママ転職のリアル①
第1回:転職を考えたきっかけと、動き出すまで
●働き方に対する価値観が変わった日
子どもが生まれてから、働き方に対する価値観が大きく変わりました。
サービス業で働いていた当時、シフト制で土日勤務も多く、保育園の送迎や子どもの体調不良による急な呼び出しに対応するのが難しい日々。職場の理解はあったものの、心のどこかで「このままでいいのかな」と感じるようになりました。
「もっと子どもとの時間を大切にしたい。でも、キャリアも諦めたくない」
そんな思いが、私の転職活動の原点でした。
●転職を決意するまでの葛藤
とはいえ、転職を決意するまでには時間がかかりました。
「今の職場は理解があるし、環境も悪くない」「未経験の業界に飛び込むのは不安」——そんな気持ちが頭をよぎり、なかなか一歩を踏み出せずにいました。
でも、ある日ふと「このまま数年後も同じ働き方をしている自分」を思い浮かべたとき、心の中に小さな違和感が残りました。
子どもが成長していく中で、もっと一緒に過ごせる時間を持ちたい。
そして、自分自身も「母親」だけでなく「働く人」として納得できる日々を送りたい。
そう思ったとき、「今動かなきゃ」と自然に気持ちが固まりました。
●家族との話し合いと協力体制
転職活動を始めるにあたって、まず夫としっかり話し合いました。
「今後の働き方を見直したい」「転職に向けて準備したい」という気持ちを伝え、家庭内のスケジュールを以前より細かく共有。保育園の送迎や夕食の準備など、日々のタスクを分担し直すことで少しずつ自分の時間を捻出できるようになりました。
●次回予告
次回は、子育て中の限られた時間の中で、どうやって転職活動を進めたのか。
転職エージェントの活用や、履歴書・面接の準備の工夫についてお話します。