お役立ち情報

第2回：子育て中の転職活動、どう進めたか

●「完璧じゃなくていい」から始めた準備

子育てをしながらの転職活動は、想像以上にハードです。日中は仕事、帰宅後は家事と育児。自分の時間は、ほとんど残されていません。

私が実践したのは「完璧を目指さない」こと。

通勤時間や子どもが寝たあとの30分だけでも求人をチェックしたり、自己分析のメモを取ったり。スマホでできることはスマホで済ませ、履歴書や職務経歴書も少しずつ書き進めました。

●転職エージェントの力を借りる

「ワーママの転職ってどう進めればいいの？」という漠然とした不安に対して、転職エージェントに相談したことで、具体的なアドバイスをもらえたのは大きな安心材料でした。

履歴書や職務経歴書の添削、面接対策までサポートしてもらえたので、限られた時間でも効率よく準備を進めることができました。

●優先順位の変化と"譲れない条件"

転職活動を始めた当初は「年収を上げたい」「やりがいのある仕事がしたい」という希望が先行していました。でも、現実と向き合う中で、優先順位は自然と変わっていきました。

私が最終的に重視したのは、以下の3つです。

・子どもの急な体調不良にも対応できる柔軟な働き方

・通勤時間が長くなく、保育園の送迎に支障がないこと

・自分の経験が活かせる職場であること

「すべてを満たす完璧な職場」は存在しないかもしれません。その中で、自分にとって"譲れない条件"を明確にすることで、迷いが減り、選考にも自信を持って挑めるようになりました。

●次回予告

次回は、転職後の働き方や気持ちの変化について。

「諦めなかったからこそ得られたもの」をお伝えします。