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転職成功ガイド

ゼロから始める出版業界転職日記④ 面接でわかったこと(前編)

面接で会社の雰囲気がわかる

エージェントの言うように応募のハードルを下げ、どんどん応募するようになって1ヶ月ほどが経った頃から次第に書類選考が通り、面接まで進める件数が次第に増えていきました。

 

食品会社、時計の販売会社、人材派遣会社、広告代理店…

 

業界は様々ですが、応募する職種は営業職で統一しました。

 

緊張しいだった私は最初こそ緊張して言葉が詰まったり、言おうとしたことが飛んでしまって焦ることもありましたが、回数を重ねていくごとに面接で共通して聞かれる質問のパターンやそれに対する返答、最低限言うべきことなど、面接のコツを覚えていったので緊張こそするものの、返答に詰まることはほとんど無くなっていきました。

 

そして、面接を重ねるうちにあることに気づきました。

 

それは、面接で訪れる会社の事務所の雰囲気や面接官の顔つき・話し方などによって、求人票だけでは知れなかった会社の雰囲気を知れるということです。

 

 

例えば、とある会社の面接では、面接官は屈強そうな男性2名。大きな声で挨拶をされた後は、(表面上はお互い柔らかいやり取りではあるものの…)鋭い目つきや質問をされていました。また、事務所の方たちもなんとも言えない緊張感のなか、私の出入りに合わせて全員が立ち上がり挨拶をされていて、“ザ・体育会系の職場だな…“ということが感じ取れました。

 

 

とある食品会社の面接では、志望動機を話した直後に…

“正直に言いますが、うちでやっていくにはよほど食品に情熱を持っていらっしゃる方じゃないと難しいと思います。担当していただく商品によっては、食材を海外から輸入をしている関係上、予期せぬ悪天候や事故などの影響でお客様への納品が遅れることが多々あります。そうなれば、たとえお休み中であってもお客様への電話対応をしていただかなければなりませんし、場合によっては客先まで出向いてもらうこともあります。それでも大丈夫ですか?”

 

と聞かれたりもしました。

 

私の前職は食品会社の営業で土日休みの形態でしたが、土曜日はお客様への配送日で一部事務職の人たちは出勤をしていました。そのため、休みであっても納品に関するトラブルやクレーム、問い合わせに関する電話がお客様や事務職スタッフからかかってくることが多々あり、土曜日は気が休まらないという経験をしていたため、“この会社はたとえ受かったとしても、内定は辞退しよう”と思う指標ともなりました。

 

(前編はここまでとなります。後編は1月更新予定です。)