お役立ち情報

転職成功ガイド

ある転職エージェントのひとりごと(1)

ある転職エージェントのひとりごと(1)

【転職エージェントという仕事のこと】
 

転職エージェントとして、いろいろな方とお会いしてきましたが、「この人にとって一番いい選択ってなんだろう」と考えるのは、いつも簡単ではありません。
仕事が変わるというのは、少し大げさに聞こえるかもしれないけれど、人生の流れが変わることもあります。
だからこそ、その重みを忘れないように、「エージェント」という役割を意識しながら、日々、仕事に向き合っています。
とはいえ、世の中には、強引に話を進めてしまうエージェントもいたりして、誤解されやすい仕事でもあります。
人と人との相性もあり、全てが上手くいくわけではありませんが、最近ちょっと気になっていることがあり、ここに書いておこうと思いました。
 

「キャリアチェンジ」という言葉に潜むギャップ


転職理由としてよく聞く「キャリアチェンジ」。
前向きで素敵な言葉ですよね。志を高く持つことはとても大切です。
でも、企業側が“職種未経験の方”を、正社員として採用するかというと、現実はなかなか厳しいものがあります。
特に、出版業界の編集職を希望される方。
気持ちは本当によく分かるのですが、全く編集の経験がない方、経験があっても全くこれまでと違うジャンルを希望する方を採用するのは、企業にとってはハードルが高いのが実情です。
じゃあ、どうすればいいのか。
希望を持つこと自体は、悪いことではありません。
むしろ、そんな時こそ、転職エージェントを頼ってほしいのです。
エージェントは、求人票だけでは分からない“本音のところ”を知っています。
あなたに合いそうな企業の雰囲気、業界の動き、ちょっとした裏話まで、役に立つ情報を持っていることが多いんです。(もちろん、エージェントの強引な誘導には気をつけて)
出版キャリアナビでは、「社名公開求人」「転職エージェント」「人材派遣」を選ぶことができるのですが、「社名公開求人」だけを登録するのは、少しもったいない気がします。
社名非公開に不安を感じる気持ちも分かりますが、選択肢を広げておくと、思わぬ出会いがあることもあります。
紹介された仕事が希望と違うのであれば、断っても大丈夫です。
ただ、「今のあなたに合いそうな仕事」として紹介していることだけは、心に留めておいてもらえると嬉しいです。
自分ひとりでは届かない場所でも、誰かのサポートがあれば、前に進めることもあります。
たとえ結果が出なくても、「ちょっと前に進んだな」と思えれば、それは次につながるはずです。
転職活動にも、社会人としての基本である「報告・連絡・相談(報連相)」が大事だなと感じています。
 

「メール、読めているかな…?」と思う瞬間


今は求人がたくさんある時代。
その中から自分に合う仕事を選んで応募するのは自然なことです。
ただ、応募書類を準備する段階で、どうしても気になることがあります。
こちらから、履歴書や職務経歴書のポイントをメールでお伝えしても、全く反映されていないことがあるのです。
例えば…
- 志望理由が書かれていない
- 企業のことに一切触れられていない
- どこの企業にでも出せそうな“汎用的すぎる”内容
- 年号の誤り(2025年と2026年を間違えるなど)
少し気をつければ、気がつくはずのミスが、そのまま提出されてしまう。
これが原因で、書類選考に落ちてしまうこともあるのに…と思うと、もったいないなと思ってしまいます。
「本命じゃないから気が緩んでいるのかな…」と思うこともありますが、その話はまた次の機会に。