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ゼロから始める出版業界転職日記③ 求人への応募(後編)

こちらは後編となります。前編未読の方は下記リンクよりお読みください。

ゼロから始める出版業界転職日記③ 求人への応募(前編) | お役立ち情報 | 業界特化の転職サイト出版キャリアナビ

 

 

 

だんだんと書類選考が通過し始める。

担当エージェントのアドバイス通り、私は応募ボタンを押すハードルを下げてみました。しかし同時に、むやみやたらに応募ボタンを押すのも良くはないと思ってもいたので、条件面と仕事面で最低限譲れない部分を設定し、それを満たしているかで判断することにしました。

私が設定した条件の基準は下記の通りです。

 

条件面

・年収や年間休日数など、生活基盤に関わる部分に関しては、現状維持もしくは若干下回るくらいまでの条件を基準とし、大幅に下回る求人には応募しない。

(生活水準が大幅に変わってしまうと、どんなに良い仕事であったとしても、どこかで無理をすることになり、いつか耐えられなくなってしまうと思ったため。)

 

 

仕事面

・求人に記載されている仕事内容をよく読み、これまで経験してきた仕事内容に近いものを基準にする。

・初めての業界や職種に関しては、興味関心の深いものだけにする。

(条件面だけを見て応募しても、上手くいかないと思ったため。)

・自分の仕事に対する軸(お客様に寄り添えるかどうか)を通せそうかどうか。

 

これらの基準を設けて、あとは基準に則して毎週担当エージェントから送られてくる求人の応募ボタンを押すだけにしました。週によって送られてくる求人の数に変動があったりもしたので、一概には言えませんが、平均して5~7軒は応募をするようになっていました。

すると、次第に書類選考を通過する企業が複数出てくるようになり、心に余を持てるようになりました。

 

 

条件や仕事の軸にこだわり過ぎず、まずは応募してみよう。

これを読んでいる人の中にも、私のように条件や仕事の軸にこだわり、応募に消極的になっている人がいるかもしれません。もし、そうであるならば、条件にこだわり続けるのではなく、まずは積極的に応募することから始めてみてください。

 

応募をしないことには始まりませんし、書類選考を進み、次の段階の面接で初めて知れることもあります。

また、積極的に応募し、次の段階に進むことで次の面接の課題が見えてきます。

もし、条件をこだわった末に書類選考が通ったとしても、次の面接ができていなければ、落ちます。

いくら事前に面接の練習をしていたとしても、実際の雰囲気や咄嗟の回答など、実践を重ねなければ得られないものありますので、(言葉は悪いかもしれませんが…)書類選考が通っても、面接の練習も兼ねるつもりでどんどん応募をしてみましょう。

 

そうすると、現状が変わってくるかもしれません。

(次回は12月中に更新予定です。)